牧師室より

読書(週報2016年9月25日掲載)

夏休みの一日、立川高島屋の6階にあるジュンク堂書店に数時間立ち読みをしていました。デパートのワンフロアーを占めている大きな書店で、あらゆる本がそろっている店です。音楽書の棚で、2冊の本を買いました。「高田三郎 祈りの音楽 典礼聖歌と二大合唱作品の研究」(音楽之友社)と「津川主一の生涯と業績 神と人と音楽とに仕えて」(スタイルノート)の2冊です。

高田三郎は戦後日本の代表的作曲家の一人で、カトリック教会における「典礼聖歌」の作曲家として重要な働きをしてきました。高田は子どもの頃から日曜学校に通っていたが、40歳の時洗礼を受けカトリック信者となりました。第2バチカン公会議で発布された典礼憲章を受けて、日本カトリック中央協議会は高田に典礼聖歌の作曲を委嘱しました。讃美歌21にも、131,409の2曲が収められています。

津川主一は牧師の子として生まれ、関西学院神学部を卒業して麻布美晋教会の牧師となりましたが、7年後、牧師職を辞して音楽活動に専念するようになりました。牧師を辞した理由については不明ですが、その頃から東京YMCAの音楽活動が活発となり、牧師を辞した後はいくつもの学校で音楽を教えて、合唱団の指導をし、教会音楽研究所を創設しました。由木康牧師は関学時代の同期生で多くの讃美歌を合作しました。讃美歌241、313 は二人の作品です。313は讃美歌21にも497として再録されています。

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