牧師室より

「四旬節」

 今日の主日(3月10日)から四旬節に入ります。この期節は教会暦の中心である復活日と密接に関わっています。イエス・キリ
ストの死と復活は初代教会における最も重要な出来事でした。信徒たちはこの大事な時を迎えるために、さまざまな準備と断食な
どを行ってこの時を迎えました。これが主イエスの40日間の荒野での誘惑を思い起こさせるところから四旬節という名称が生まれ
ました。
 この四旬節(レント)は受難節とも大斎節とも呼ばれ、灰の水曜日(3月6日)から復活日前日(聖土曜日)に至る、日曜日を除
く40日とされています。第6週目が棕櫚の主日(4月14日)から始まる受難週となります。
 大斎節は聖公会の用語ですが、大斎という言葉には肉食を絶つ、自己反省、ざんげの時という意味が込められています。
 この期間を英語ではレントと呼ばれていますが、これは古代英語で春を意味するレンテンという語にもとづいて出来たもので、
この期間の意義内容を意味してはいません。
 私たちも昔の信徒たちにならって、キリストの受難を思い起こして修養、悔改めに励んでこの時をすごしましょう。

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