牧師室より

「種蒔きのたとえ」

先週の礼拝では、ルカ福音書から種蒔きのたとえを聞きました。「種を蒔く人が種蒔きに出て行った」と始まりました。
種を蒔くというのは何を指し示しているのでしょうか。それは収穫を目指しています。この収穫を神が求めておられるの
です。
 蒔かれた土地(私たちの心の状態)によって、実を結ぶ種と実を結ばない種とに分かれました。蒔かれた種のすべてが
実を結ぶわけではないと分かっていても、それでも神は種を蒔くことを望んでおられるのでした。
 私たちは愛される価値があるから、それゆえに神に愛してもらえるのではありません。この土地が良いからここに蒔こ
うというのでなく、どの地にも神は自由に種を蒔かれるのを望んでおられるのです。神の恵みが先にあるのです。神の愛
が先に無条件にあるという恵みです。 
 この神の恵みによって、私たち一人一人が教会に用いられるのです。この恵みによって私たちは福音の種を蒔きましょ
う。実るか実らないかは受入れ側(土地)の責任であって、種を蒔く人の責任ではありません。私たちはただ、神のみ心
に従って、種蒔きの恵みの業にあずからせていただくのです。

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