牧師室より

四旬節(レント) (週報2016年2月14日掲載)

2月10日の「灰の水曜日」から四旬節が始まりました。これはレント、受難節、大斎節などとも呼ばれていますが、日本基督教団では四旬節の用語を教団総会で採用しています。四旬節とは復活日(イースター)前の6主日を除いた40日間を言います。

この期節は、教会暦の中心である復活日と密接にかかわっています。イエス・キリストの死と復活は教会にとって最重要の出来事です。ですから初代の使徒たちは、この重要な時を迎えるために、さまざまな準備の時と特別な断食などをいたしました。

この期節は、復活を迎える準備とともに洗礼志願者の洗礼準備の期間とも考えられ断食祈祷して準備いたしました。ドイツ語ではFastenzeitと言い、文字通り断食期間を意味しています。

洗礼準備期間ばかりではなく、この期間はキリスト教会全体にとって、キリストの受難を記念する悔い改めの時でもあります。

カーニバル(謝肉祭)はもともと四旬節の断食の前に、肉に別れを告げる宴で、リオのカーニバルも灰の水曜日の前日に終わります。浅草のサンバ・カーニバルは、単にサンバ・パレードからカーニバルと称している単なるお祭りです。

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