牧師室より

組み合わされて成長し(週報2016年1月31日掲載)

教会懇談会のために用意した文書で、初めに「私たちの信仰と教会」についてふれました。そこでは教会とは信仰の本質そのものだと言いました。その教会について聖書は「キリストにおいて、この建物全体は組み合わされて成長し、主における聖なる神殿となります」(エフェソ2:21)と言っています。

「キリストにおいて」と始められているように、教会の中心はキリストです。そして「建物」は教会堂ではなく信徒の群れです。それが教会です。「建物全体は組み合わされて成長し」と言っています。ですから、教会はそこに集うひとりひとりが大切な存在ですが、それは大勢の人々の中で組み合わされるので大切なのです。「全体」と言いますから、一人のもれもなく組み合わされるのです。その人の個性、事情は見失ってはなりませんが、その個性は人々の中で組み合わされるもの、すなわち組織の中で生かされ、生きるものなのです。

生命あるものはすべて組織を持っています。キリストにあって組み合わされるのが生きている教会です。ですから、ひとりひとりは、自分がこの教会を建てる一つの素材として、自分をみがき、高めることに心をくだき、そして組み合わされて用いられることとなります。それがキリストの組織の中で、キリストと一緒に生きることになります。そうするところに「聖なる神殿」が築き上げられます。私たちの教会も、この御言葉どおりに成長したいと願っています。

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