牧師室より

クリスマス・ウィーク(週報2015年12月27日掲載)

12月24日(クリスマスイブ)

ユダヤ暦とそれを引き継いだ教会暦では、日没から一日が始まることになっていたため、24日の夕方にはもう「クリスマス」に入っているものと考えられました。「クリスマスイブ」のイブは「前日」という意味ではなく、「夕方」(イブニング)のイブです。

12月28日(幼子殉教者の日)

イエスの誕生を知り、自分の地位が脅かされるのを怖れたヘロデ王は、ベツレヘム一帯で生まれた2歳以下の男の子を皆殺しにしました。この日、イエスの身代わりになった子どもたちのことを記念する日もクリスマスシーズンの中に設けられています。クリスマスは人間の暗黒の中にともされた火なのです。

12月31日(ジルヴェスター)

大晦日は教皇シルヴェステルの名に因んでジルヴェスターと呼ばれています。この日にオーケストラではジルヴェスター・コンサートが行われ、毎年テレビで放映されていますから、御存知のことと思います。大晦日がジルヴェスターと呼ばれるのは、この聖人の命日が335年12月31日であったという、ただそれだけの事です。聖人の命日を祝日とする慣わしは、死が永遠の生への誕生でもあるからです。

シルヴェステルの最大の手柄は、時のローマ皇帝コンスタンティヌスの心を動かし、キリスト教に改心させたことでした。それによってローマ帝国でのキリスト教迫害は終わることになりました。

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