牧師室より

アドベント(待降節)(週報2015年11月22日掲載分)

アドベントはラテン語のadventus(来臨)という言葉から来ており、神の子の到来を待ち望む時です。クリスマス(12月25日)の前の4つの主日が含まれている期間です。今年は11月29日から始まります。典礼色は紫です。紫の色は回心、節制、悲しみを表す色で、待降節、四旬祭、葬儀に用いられています。

 教会暦の歴史では、この待降節が守られるようになったのは新しく、5世紀から6世紀ごろ、スペインあるいはフランスのいずれかで始まったと言われます。元来は、イースターの準備期間であるレントにならった1月6日の公現日(エピファニー)までの40日間でした。そのころは、レントと同じように悔い改め、禁欲に重点が置かれていました。

 その後、この習慣をローマ教会が取り入れることによって、その期間がクリスマスまでの4つの主日に短縮され、その意味も降誕を待つ喜びの時、そしてキリストの再臨に備える信仰の訓練をはかる時となりました。日本基督教団の教会暦では、この期間の主日の主題は「主の来臨の希望」「神の言」「先駆者」「告知」となっています。

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