園長だより

園長だより2023年5月号

 

<5月主題聖句>
主よ、お話ください。僕(しもべ)は聞いております。
(サムエル記上 3章9節)

 

入園式・進級式が終わったのも束の間、鯉のぼりが風にたなびく5月になりました。入園された園児たち、進級した園児たちの緊張もだんだん解けて、少しずつ落ち着きを見せ始めています。各クラスも4月当初は泣いている子どもたちの泣き声が聞こえていましたが、お母さん・お父さんと離れる場面では涙があるものの、すぐに切り替えてその日の活動に入る姿を見ることができるようになりました。3歳児クラスに入園・進級し、初めて異年齢保育に足を踏み入れた子どもたちもすっかりお兄さん・お姉さんたちと楽しく遊ぶ姿が見られ、子どもの適応力の逞しさに驚きつつ、見習わなければならないと思わされています。

4月を通してやっと保育園やクラスの環境に慣れてきたにも関わらず、ゴールデンウィークを挟むと元に戻ってしまったという話をよく伺いますが、ゴールデンウィークをご家族と過ごし、ご家庭でたっぷり愛情に育まれて素敵な時間を過ごした子どもたちが、さらに持っている力を伸ばしていくきっかけになることを願っています。職員一同、子どもたちのお土産話を楽しみにしています。

新緑のシーズン。戸外活動も増え、活発に身体を動かす時間が増えていきます。一人ひとりが心身ともに成長する姿に注目し、子どもたち同士の関わりを大切にしながら、園生活の充実を図ってまいります。                                                 

 

園長 安達直樹