園長だより

園長だより2021年12月号

 

<12月主題聖句>
おめでとう、恵まれた方
(ルカによる福音書 1章28節)

 

早いもので、今年も「師走」を迎えます。今年も昨年同様、様々な制限があるなかで「クリスマス」を迎えることになりました。アドべントはラテン語の「来臨・到来」を意味します。イエス・キリストの到来を待ち望む時です。歴史的に見ると、アドべントは「悔い改め」の期間でもありました。「悔い改める」というのは、私たちの行いや心の中にある罪を認めて告白し、ごめんなさい、許してくださいと願うことです。イエス・キリストの誕生に備えて、悔い改めの思いを持って、このアドべントの時を過ごしていきたいと思います。キリストの誕生は、私たちの罪の許しという明確な希望を世にもたらし、暗闇を歩んでいた人々を照らす光となりました。私たちもこのクリスマス、世にもたらされた光に向かって歩んでいきたいと願います。

教会では12月19日(日)にクリスマス礼拝、24日(金)にはキャンドル・サービス燭火礼拝(イブ礼拝)が持たれます。今年も感染対策に配慮する形で、礼拝の様子を教会のホームページからwebで配信します。また、「ご家庭で守るクリスマス」というリーフレットを準備し、ご家庭でも礼拝が守れるよう企画しましたので、ぜひ手に取っていただき、クリスマスの礼拝の時を過ごしていただけると幸いです。また、園でも12月22日(水) にクリスマス会を予定しています。子どもたちもアドべントカレンダーを1日分ずつ開けて、 クリスマスへの思いを膨らませています。 喜びがあふれるクリスマスを迎えることができるよう、備えていきたいと思います。

 

                                                             安達 直樹