園長だより

園長だより2021年10月号

 

<10月主題聖句>
あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。
(ルカによる福音書10章20節)

 

10月に入り、早いものでこの年も残すところ3か月余りとなりました。半袖では肌寒くなり、日も徐々に短くなってきています。当園では8月末に赤い羽根共同募金の補助を受けて、園舎内の保育室を含むほぼ全面にLED化を行いました。結構な頻度で行っていた蛍光灯の交換もなくなり、何よりも災害時等に蛍光灯の破損による破片の飛散の可能性が低くなり、より安全に保育を行うことできると考えております。また、照度も高くなるため、冬場もより明るい保育室で過ごすことができます。当該団体には感謝するとともに、10月から始まる募金活動に協力していきたいと考えております。保護者の皆様にもこの募金の趣旨をご理解いただき、ご協力いただけると幸いです。

さて、10月1日から緊急事態宣言も解除となり、社会活動が少しずつ戻ってくるとの話が聞こえてきます。ワクチンの接種率が上がるにつれて重症者数は減りましたが、逆に10歳未満の子どもへの感染を伝えるニュースが増えてきまし2た。それを裏付けるようにデルタ株の流行から、市内でも休園する保育園が急増しています。感染対策をどんなに行っても完全に感染を防ぐことはできないということを、今一度覚え、気を緩めずに対応していきたいと思います。

10月は2日(土)に運動会が行われ、食育の「サンマ焼き」や幼児クラスは「こどもの杜」への遠足など、たくさんのイベントが組まれています。秋は食べ物が美味しいことはもちろん、どんぐりや落ち葉拾いなど自然と触れ合う機会も多くあります。四季の移り変わりを意識し、五感で感じながら、季節ならではの遊びやイベントを満喫する子どもたちのたくさんの笑顔が見られることを楽しみに、私たちも取り組んでいきたいと考えています。

安達 直樹