園長だより

園長だより2021年8月号

 

<8月主題聖句>
憐れみ深い人々は、幸いである。その人たちは憐れみを受ける。
(マタイによる福音書5章7節)

 

梅雨が明けたにも関わらず、不順な天候の日々が続く今日この頃ですが、子どもたちは元気いっぱい、楽しく遊んでいます。水遊びができる日には幼児クラスは屋上で、乳児クラスは園庭で、友だちとはしゃぎながら水の感覚を楽しんでいます。きく組の子どもたちは、宿泊保育を無事終えて、仲間意識も芽生え始めてきました。これからは運動会に向けて、盛り上げていきたいと思います。そんな意味で7月23日から開催されているオリンピックは良い導入かも知れません。今大会では早くも各種競技での金メダル獲得に沸いています。ちなみに、現代のオリンピックは、フランスの教育者ピエール・ド・クーベルタン男爵によって1896年第1回大会がアテネで開催されました。クーベルタンは「スポーツを通じて平和な世界の実現に寄与する」ことをオリンピックの目的に掲げました。また、「勝敗だけではなく、ルールを遵守し正々堂々と全力を尽くす」という「フェアプレーの精神」がオリンピックでは重視されています。運動会に向けて、「全員で、全力を尽くすこと」を目標に準備していきたいと思います。

一方で、新型コロナウィルス感染症の感染者が神奈川県でもついに1000人越えました。家庭内感染も多くみられています。現時点では、誰が感染してもおかしくはなく、常にリスクはありますが、研修等で最新の知見を学び、感染予防に反映していきたいと考えています。また、長らく待っておりました新型コロナウイルスワクチンに関する保育所等職員の優先接種が横浜市でも始まりました。一度に多数の職員が接種できるわけではないため、日程を分散して接種を行っていきます。9月末までにはほぼ全員が打ち終わる予定となっています。職員も安心して保育に従事し、子どもたちを預かることができるよう、努めていきます。

安達 直樹