園長だより

園長だより2021年6月号

 

<6月主題聖句>
野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。
(ルカによる福音書  12章27節)

 

教会の花壇や駐車場に紫陽花が咲く季節となりました。今年は各地で梅雨入りが早く、天候不順を感じさせる今日この頃です。季節の移り変わりが分かり難くなったと言われはじめて久しくなりましたが、子どもたちが四季折々の自然を楽しみ、豊かな感覚を養えるよう取り組んでいきます。

4月に入園した子どもたちもすっかり園での生活に慣れ、保育者に話しかける姿を見せてくれています。また、進級した園児たちもそれぞれのクラスに慣れ、生活のリズムが整ってきました。梅雨の時期は戸外活動が制限されがちですが、梅雨の合間は公園や園庭で身体を動かし、雨天時は屋内での製作等子どもたちがしっかり遊び込める環境を作っていきたいと考えています。

6月16日にはこどもの日・花の日礼拝が持たれます。アメリカのメソジスト教会が6月第2日曜日を「子どもの日」として教会行事に加え、花を持ち寄って教会堂を飾り、礼拝後に子どもたちが病院や警察署等各種施設を訪問するという習慣に基づくもので、子どもに奉仕と感謝を知ってもらうものです。愛児園の子どもたちも礼拝後、日頃お世話になっている近隣の方々や派出所に花を届けに行く予定としております。様々な花が咲き始めることに目を向け、近隣の方々と接する機会を大切にしたいと思います。

新型コロナウイルスの影響が続くなか、気温・湿度共に上がる季節を迎えます。しっかり水分補給を行い、この時期から増える他の感染症や暑さ対策など、子どもたちの健康管理には、十分気を付けていきたいと思います。引き続きご協力をお願いいたします。  

安達 直樹