園長だより
園長だより2021年2月号
<2月主題聖句>
愛は、すべてを完成させるきずなです。
(コロサイの信徒への手紙3章14節)
新年を迎えたのも束の間、早1か月が過ぎました。「ステイホーム」が叫ばれていた年末年始後、現在今年度2度目の緊急事態宣言が発出されています。
世間では「自粛疲れ」という言葉が用いられておりますが、僅かなことであっても毎日新しい体験が備えられていることに感謝し、日々能動的に進んでいきたいと願っています。
そのような中、先日園では餅つきを行いました。例年は保護者の皆様にお手伝いいただいておりますが、今年度は職員総出(特に栄養士の先生と男性保育士たちの活躍のもと)で餅をつき、無事朝のおやつに間に合わせることができました。園児たちも杵をもって実際に餅つきをする体験ができたこと、ついた餅を美味しそうに食べている姿を見て、職員たちは翌日の筋肉痛をむしろ心地良いものとして受け止めておりました。
年度末に向けて、園児たちはこの2か月で就学・進級に向けての準備に入っていきます。特にきく組の園児たちの園で過ごす日にちは残り少なくなってきました。幼児礼拝の時に話に集中できなかった園児たちも、しっかりと話を聞くことができるようになり、話の中での質問にも的確に答え、また疑問をぶつけるというコミュニケーションがしっかり成立しています。そして何より話している私自身が園児たちに励まされています。また、乳児クラスの子どもたちも、言葉によって伝え合う姿が多く見られるようになりました。
保育に関わる私たち職員も子どもの成長のスピードに負けず、子どもたちが成長にあった経験を得られるように子どもの育ちを学び、考え企画していきたいと思います。
安達 直樹