園長だより

園長だより2020年10月号

 

<10月主題聖句>
いかに楽しいことでしょう 主に感謝をささげることは
(詩編92篇2節)

 

  8月から9月中旬まで続いた酷暑・残暑から一転、朝晩の寒暖差が大きくなり木々の葉が色づく秋を迎えました。本来は敬老の集い、運動会など保護者並びにご家族も一緒に楽しんでいただける行事が企画されている秋ですが、この「コロナ禍」にあるなかで園も例年とは異なる秋を迎えることになりました。

  9月が終わり、早くも半期が終了したことになります。朝保護者の方々から離れるのが嫌で泣いていた園児も「行ってらっしゃい」と見送るようになり、年上の園児に囲まれて緊張していた園児たちも友だちとの距離感を掴みながら、クラス・グループに纏まりが見られるようになりました。

  毎日園児たちの唄う子どもさんびかが聞こえきます。どのような状況下にあっても園児たちの賛美は明るく、大きな声で讃美しています。園児たちの成長は著しく、私たちも子どもたちから励まされ、学ぶことが多くあります。

  新型コロナウィルスへの対応等に終始した部分もあり、あっという間の6ヶ月でありましたが、しっかり振り返りを行い、下半期に向けて課題を明確に捉えて取り組んで参ります。特にきく組の子どもたちは半年後には卒業し、小学校に進学することになります。保育園とは異なる環境に入っていく園児たちをどのように送り出すのか、安心して卒園の日を迎えられるように小学校とも連携しながら、対応して参りたいと思います。

  今後は運動会、幼児遠足、そしてクリスマスと行事が予定されています。様々な制約がある中で、子どもたちにいかに良い経験をさせることができるかを常に考え、子どもたちの成長を支えていきたいと思います。

安達 直樹